終了イベント<2008年>

千葉市教育委員会へ保存・利活用を要望<2008年5月13日(火)>

さる5月13日、「検見川送信所を知る会」のメンバー6人が千葉市・問屋町にある千葉市教育委員会生涯学習振興課を訪れ、資料を提示し口頭で検見川送信所の保存、利活用を要望しました。/p>

千葉市は3月、市内の地域文化財の情報提供を呼び掛けたことから、同会は検見川送信所についての情報提供を行いました。検見川送信所に関する情報提供数が今回の調査で最多となったことは既にお伝えした通りです。

千葉市によれば、市民から情報提供された案件すべては情報を精査し、その後、文化財審議会に諮るということなので、さらに詳細な資料を提示し、審議会のタイムスケュールなどを確認するという目的がありました。

市側からは2人の担当者が応対。同会からは仲佐秀雄代表、地元建築家2人、県外の建築家1人、検見川町連合町内会関係者、産業考古学の研究者がそれぞれの視点から保存、利活用の重要性を訴えました。

今回の地域文化財の掘り起こしは無形文化財を中心に考えていたようです。

しかし、検見川送信所は地域史の側面で見ても、日本初の国際放送を行い、検見川の名前を世界に知らしめたり、千葉工業高校校歌に歌われるなど、検見川という町を語る上でも大切な存在であると考えています。

市担当者との懇談は約1時間半に渡り、同会の意図をある程度、理解いただけたと感じています。

文化財審議会は5月下旬に開催ということです。検見川送信所が議題に上がるかどうかは不明ですが、審議会の行方についても引き続き、注目したいと思っています。

 

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