終了イベント<2009年>

「千葉市の図書館を考える会」主催学習会
「検見川送信所を知る会」によるお話と映写会<2009年5月27日>

学習会の風景
学習会の風景

さる2009年5月27日、「千葉市の図書館を考える会」主催の学習会が午前10時から千葉市稲毛区の小中台公民館で行われました。当日は「知る会」のメンバーのほか、検見川送信所の保存・利活用に関心の高い市会議員もまじえ、40名を超える参加者がありました。

「千葉市の図書館を考える会」は、文化や教育を深耕させるために、千葉市内の図書館の充実を提言していく市民団体です。

まずは事務局の久住コウ氏が編集した、検見川送信所と「知る会」のこれまでの歩みをまとめたドキュメンタリーを上映。映像は1時間以上に及ぶ大作で、検見川送信所の歴史と「知る会」の発足から現在までの取り組みの変遷が網羅されています。

上映会に続いて、画像を映しながらの久住氏による講演があり、建築家・磯崎新(いそざきあらた)氏が設計した旧大分県立図書館や別府市内の「旧・別府郵便局電話事務室」(2008年2月23日開催「送信所ナイト」にて、建築史家・倉方俊輔氏の講演で紹介)の保存、あるいは日本初の国際放送を発信したことに関するエピソードをまじえ、検見川送信所が「建造物として」「電気通信施設として」の両面から保存するに値する建物であることが解説されました。

参加者の中には、検見川送信所の存在をご存じない方や、存在を知ってはいても詳細な背景をご存じない方もおられ、地元・千葉に誇れる資産が潜んでいる事実に感銘を受けていました。

開催概要

開催日時
2009年5月27日(水) 10:00~12:00
開催場所
千葉市小中台公民館
千葉市稲毛区小仲台5-7-1 TEL:043-251-6616
参加費
無料

 

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