イベント情報-終了イベント

2010年10月27日、『検見川無線送信所・国際放送80周年イベント』を検見川公民館で開催 モールス信号体験教室や検見川送信所をめぐるビデオ映像鑑賞、送信所でお月見会など盛りだくさんの催しを行う

終了イベント<2010年>

『検見川無線送信所・国際放送80周年イベント』を開催
<2010年10月27日>

アンティークラジオなども同時に展示
アンティークラジオなども同時に展示

さる2010年10月27日午後、千葉市花見川区の検見川公民館で『検見川無線送信所・国際放送80周年イベント』を開催しました。

ちょうど80年前のこの日、ロンドン海軍軍縮会議の批准を記念し、3極同時中継で日米英3国の首脳が交歓演説を行いましたが、日本からは検見川送信所が米・サンフランシスコに向けて中継電波を飛ばし、これが日本で初めての国際放送とされています。今回のイベントはその偉業をたたえ、改めて検見川送信所の価値を知るために行われたもの。平日の開催であったため動員数は少なかったものの、貴重な記録映像が公開されるなど意義のあるイベントとなりました。

モール信号体験教室

熱心にモールス信号を打電する小学生
熱心にモールス信号を打電する小学生

さる2010年9月20日に検見川小学校で開催された『検見川フェスタやあびな』に「知る会」が参加、好評だった『モールス信号体験教室』を今回も開催しました。

チラシ等の呼びかけに集まった小学生たちは、送信所OBの手ほどきを受けながら、簡単な信号の打電に始まり、最後は早見表と照らし合わせながら自分の名前を打つなど、熱心に取り組んでいました。

モールス信号打電の認定証や参加賞として東京大学専用ノートなどを嬉しそうに受け取っていました。

高校生たちが取材に訪問

送信所OBをインタビューする高校生
送信所OBをインタビューする高校生

今回のイベントには、近隣の県立検見川高校と県立幕張総合高校の放送委員数名が取材に訪れました。

両校の放送委員とも、11月中旬に開催される『千葉県高文連放送コンテスト』の応募用に「知る会」の活動にスポットを当てた作品を制作するとのことで、「知る会」スタッフや送信所OBに個別インタビューをしたり、ムービー上映会や例会の様子を録音するなど、夜遅くまで熱心に取り組んでいました。

ムービー上映と「知る会」例会を開催

ムービー上映の様子

モールス信号体験教室後、小休止の後にムービー上映会を開催しました。さる2000年から2001年にかけて千葉大学が中心となって開催した『アートプロジェクト検見川送信所』の記録映像や、アートプロジェクト用に編纂した検見川町内を描くイメージビデオなど、貴重な映像資料を公開するとともに、2009年10月に熊谷千葉市長が現役市長として初めて閉局後の送信所内部を視察した際の記録映像が映写されました。

上映会の後は例会が行われ、仲佐代表から来年以降の活動についてプランを披露するとともに各人から賛同意見が相次ぎました。また「地域の意志を尊重して活動を推進していく」ことも確認されました。

ほぼ満月の月明かりのもと、お月見会

月光に浮かび上がる検見川送信所
月光に浮かび上がる検見川送信所

例会後、検見川公民館から徒歩で検見川送信所に場所を移し、月明かりのもとで検見川送信所の建物をバックにお月見会を開催しました。

当日は真冬並みの低気圧が日本列島を覆い、10月としては異常な気温の低さで凍えるような天候ではありましたが、空は雲がほとんどかからず、ほぼ満月に近い月光が煌々と下界を照らす、お月見としては上々の天気。

アルコールを片手に談笑
アルコールを片手に談笑

寒い中ではあったものの、ワインや焼酎の杯が進むごとに身体も温まり、夜遅くまで談笑が続きました。

2007年10月の第1回目のイベントでは、お月見の予定が季節外れの台風上陸により叶わなかったことから、今回は良いリベンジになりました。

 

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