検見川送信所 ┃検見川送信所を知る会

検見川送信所

検見川送信所全景

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知る会会員らとともに

所在地は千葉市花見川区検見川町5-2069。局舎は1926年(大正15年)竣工。東京中央郵便局や大阪中央郵便局を手がけたモダニズム建築の先駆者・吉田鉄郎氏が設計した大正末期の貴重なコンクリート建築です。1930年(昭和5年)にはロンドン海軍軍縮会議に絡み、日本初の国際放送を行いました。

コールサインは日本第1号を示すJ1AA。戦前戦後を通じ通信技術の向上と通信技術者の養成に貢献し、1979年(昭和54年)の閉局後もその建物と敷地が残っています。

現在の所有者である千葉市は、周辺一帯を再開発するべく計画を推進、送信所も取り壊して跡地を中学校用地とする予定でした。しかし千葉市の財政事情が悪化するとともに少子化の波が押し寄せ、再開発計画も中学校建設計画も頓挫。2009年に現役市長として初めて閉局後の検見川送信所を視察した熊谷俊人市長は「保存・利活用に資する価値ある文化遺産」という見解を示し、事実上の保存宣言となりました。

さらに千葉市は2010年度予算で保存に向けた調査を実施。それによると建築後80年の経年劣化は認められるものの、耐震性については「倒壊・崩壊の危険性は低い」ことが判明、改めて設計・施工が強固であったことが証明されました。折しも2011年3月11日に発生した東日本大震災において送信所周辺も強震に見舞われましたが、建物自体は特にダメージもみられません。

私たち「検見川送信所を知る会」は「コンクリート建築技術や無線通信技術の進展をわが国にもたらした象徴」として、この検見川送信所の存在と価値を広く知らしめ、文化財としての指定を要望すると共に、有意義な保全・利活用の為の研究・提言や活動を行っています。

 

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