ニュース<2008年>

検見川送信所の図面資料が開示-2008年11月19日

検見川送信所外観図のコピー
検見川送信所外観図のコピー
窓枠が鉄板で覆われる前の外観写真
窓枠が鉄板で覆われる前の外観写真

「知る会」では、かねてより千葉市に対して、検見川送信所の図面など資料の情報開示を求めていましたが、このほど全部開示が決定。11月19日午後、市政情報室にて開示が行われました。

資料は昭和58年4月21日から平成8年11月15日までの14点で、図面はオリジナルではないものの、青焼きなどが残っており、全部で100枚以上をコピーすることができました。

送信所周辺を整備している区画整理事務所によると、元々、局舎は壊すことを前提に土地の等価交換を行っており、図面などは重要視されなかったということですが、取り壊しとなれば構造を知ることは大事なことであり、現在に至るまで大切に保管されていたようです。開示に立ち会った建築家によれば、開示されたこれらの図面は復元に向けての重要な資料になるということです。

また、添付資料には写真プリント16点も付属していました。いずれも撮影日は不明ですが、現在のような窓枠に赤い鉄板が打ち込まれる前のもので、1990年代初頭の撮影と推定されます。これらも検見川送信所の全容を知る上で貴重な資料と言えます。

 

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