ニュース<2009年>

送信所で使われていた碍子の提供を受けました

送信所で使用されていた碍子
送信所で使用されていた碍子

「知る会」ではこのたび、NTT建築OBの方より検見川送信所で使用されていた碍子(がいし)の提供を受けました。

碍子とは、電気機器の本体や電気・電子部品を絶縁して取り付けるための部品であり、電気を通さない必要があることから主に陶磁器で作られています。

提供を受けた碍子は、真ん中にふくらみを持たせた円柱形で、片手で持つと「ずしっ」と重さがかかり、とても丈夫です。

送信所のどこで使用されていたのかは不明ですが、知る会会員の送信所OBによれば「あくまでも推測だが、形状から言って室内で使われていたのではないか。おそらくこの上にコンデンサー等を載せていたものと思われる」とのことです。

香蘭社製を示す刻印

ところで、この碍子の側面には『KORAN』というブランド名が刻印されています。これは九州・佐賀の有田焼の老舗で、現在も高級陶磁器の製造メーカーである『香蘭社』の手によったことを示しています。

香蘭社は1879年(明治12年)の設立。しかし実際にはその組織の前身は10年ほど前より結成されており、そのときから当時の工部省電信局からの依頼で電信用の碍子を製作していたことが歴史に刻まれています。

1896年(明治29年)には宮内省より陶磁器の製作を拝命し、当時からトップクラスの技術を誇っていたことがわかります。

現在も高級磁器の一級ブランドであり、また磁器製碍子の製作も盛んに行われています。

 

ツイッターで「検見川送信所」をフォローしよう!

facebookページで最新情報をゲット!

inserted by FC2 system