ニュース<2010年>

「花見川区にもう一つ図書館をつくる会」で送信所内部映像が好評

さる2009年12月に千葉市花見川区内で行われた「花見川区にもう一つ図書館をつくる会」の例会に、「知る会」事務局がお邪魔し、2009年10月30日に熊谷千葉市長が送信所の内部を視察した際の映像を上映しましたが、その例会の報告が同会の会報に掲載されました(下写真)。

定例会では、送信所内部の映像を会員の皆さんいずれもが興味深そうにご覧になっていたそうで、さらにこのように記録に残る形で同会の講評がなされたことは、映像によるアピール度が高いことを示しています。

折しも、2月7日に控えた第6回イベント『検見川送信所は何を伝えたか?』では映像をキーワードに企画しており、この定例会で上映した映像も公開する予定で、イベントの前哨戦として意義のあるプレイベントになりました。

「花見川区にもう一つ図書館をつくる会」会報

報告内容

12月の定例会には、「検見川送信所を知る会」の会員の方が参加してくださり、熊谷市長の送信所跡見学会の様子をパソコンで見ることができ、思いがけない形でのミニ見学会となりました。

市長は説明を受けながらすべての部屋を丁寧に見学されていました。送信所の中は、薄暗く、壁もはがれかけていましたが、いたるところに洒落たアーチ型の窓や入り口があり、階段の手すり等全体的に柔らかな曲線でつくられている建物は、完成当時は品のある美しい建物だったのだろうと思いました。また、検見川送信所は日本初の国際放送がされた場所だそうで、文化の発信の場にふさわしい場所だと思いました。湿気等による建物の傷みが心配されますが、来年度、調査が入り建物の保存は決まっているそうです。私たちも一度、実際に検見川送信所跡を見学してみたいと思いました。

「花見川区にもう一つ図書館をつくる会」について
多くの住民が住んでいるにもかかわらず、図書館がないJR新検見川駅周辺の住民が組織した市民グループです。千葉市は「1区1図書館」という方針で図書館整備をとらえており、花見川区は既にこてはし台に設置、また花見川団地内にも分館があることから、これ以上の同区内の図書館設置には消極的です。同会によると、現在の図書館は区の北端に偏っており、むしろ最近はJR新検見川駅を起点にした区の南と中央部の人口が急増していることから、第2図書館の設置を訴えています。

 

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