ニュース<2010年>

保存に向けて大きく前進へ! 千葉市の平成22年度予算で送信所調査費が計上されました

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保存に向けて大きく前進へ
千葉市平成22年度予算で送信所調査費が計上される

検見川送信所の内部(2009年10月30日/熊谷千葉市長視察時)
検見川送信所の内部(2009年10月30日/熊谷千葉市長視察時)

平成22年度の予算を決定する千葉市議会2月定例会がさる3月19日に閉会し、旧検見川送信所の調査費用500万円が組み込まれました。近く発行される「ちば市政だより」にも新規事業として紹介される見通しです。

約322億円の財政不足という中での厳しい予算編成でしたが、熊谷俊人市長は2月22日の予算案提案説明の中で「さまざまな交流から新しい文化を創造する施策として……(中略)……旧検見川送信所の保存・活用を検討するため、新たに建物現況調査を実施します」と言及しました。

こうした厳しい財政事情を背景に当初予算案をめぐっては多岐に渡る事業削減が行われており、18日の議会は自民、共産から予算組み替え動議、公明からは修正案が出され、当初予算案が史上初の否決、さらに各会派の動議、修正案も全て否決。議論は深夜まで及び、会期最終日の19日まで決着点が見えないという前代未聞の事態となりました。

この状況下で、「未来への投資」としての調査費が通ったということは非常に大きな意味があるものです。「知る会」事務局としては、ここで改めて送信所保存へのご理解とご尽力をいただいた市長及び各会派のみなさんに感謝を申しあげたいと思います。

 

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