ニュース<2008年>

千葉市議会で検見川送信所保存問題を議論-2008年9月26日

千葉市議会一般質問を報じる2008年9月27日付け千葉日報
千葉市議会一般質問を報じる
2008年9月27日付け千葉日報

千葉市議会の平成20年第3回定例議会は、さる9月26日から一般質問が始まり、検見川送信所の保存問題が議題になりました。

経済教育委員会のメンバーで民主党の三瓶輝枝市議が「文化財の保存と活用」というテーマで質問したものです。三瓶市議は「検見川送信所を知る会」が主催した8月30日のイベント「検見川送信所、文化財宣言」にも参加しています。

三瓶市議の質問を受けた、教育次長の答弁は以下の通りです。

  1. 地元自治会等の要望を受けて、関係部局と連絡調整して保存に向けて総合的、かつ慎重に検討していく。
  2. 千葉市指定文化財よりも、国登録文化財の方が、利用活用の自由度が大きいと判断している。
  3. 文化財保護審議会では、8月下旬に委員が現地を視察した。詳細な調査はまだ行っていない。

なおこの内容は、上イメージに掲げたように「千葉日報」が9月27日付の紙面で報じています。

また、これに先立つ代表質問(9月18日)でも、検見川送信所は話題になっています。

同じく経済教育委員会のメンバーで、市民ネットワーク所属の小西由希子市議が送信所の歴史的価値や保存、活用に向けた課題を質問しました。

飯森幸弘教育長は、「歴史的資料として価値がある」と認めた上、保存と活用に関しては「詳細調査や市文化財保護審議会での検討、関係部局との協議・調整が必要」と答えました。

千葉市によれば、文化財保護審議会は次回11月に予定されているということです。市では「国の登録文化財」として検討していますが、この判断が適当かどうか、踏み込んだ議論が期待されます。

 

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